伊豆高原駅の江戸城築城石
2025年03月15日

3月も半ばになりましたね。
河津桜まつりも終わり、今はもう葉桜に移り変わっていますが、
通勤などで国道で車を走らせていると、結構河津桜を見かました。
ピンクが濃くて可愛らしくて綺麗だなと見るたびに感動していました。
伊豆高原も有名なソメイヨシノの桜並木もこれからが楽しみです。
さて通勤で利用するようになりました伊豆高原駅には、
駅前の広場などに気になるものがありますのですが、
簡単に紹介してみようと思います。
徳川家康からの命を受けて慶長9年から始まった
江戸城の大拡張工事に利用された築城石が展示されています。
緻密で耐熱性があり、整形が容易である、東伊豆の海岸沿いの安山岩です。
「百人持ち石」とも呼ばれており、大人数で港まで人力で曳いて運び、
そこから船で江戸まで運んだと言われています。
伊豆は石切り場をよく見かけますが、
この石材は東伊豆町の稲取地区で採取されたものだそうです。
昔の人はなんでも人力で運んでいたことを考えますと、
本当に凄いことだなと思わされてしまいました。
調べてみると意外と面白く感じましたので、
何事にも興味を持つことを心掛けていきたいな。