心に響く古民家民泊物件との出会い

2025年01月06日

あけましておめでとうございます。

2025年新年を迎え、新たな出会いをお届けしたいと思います!

場所は奈良県明日香村、日本で唯一全域が古都保存法対象地域の自治体。

村内全域が歴史的風土保存の対象になっており、開発や建築物の規制が厳しい場所。

地元の方にお伺いしたところ「建物のリフォーム時にも建物下の施設調査が入り、すぐには

リフォームができないこともある」という事でした。

今回の宿泊場所は明日香村の地域振興の活性化を推進するために大手企業が民泊宿泊

事業として取り組んだ建物に宿泊してきました。

心に響く古民家民泊物件との出会い


建物は築150年余 明治3年に建てられた古民家に新たな息吹を吹き込み、歴史的景観を

残しながら今に蘇らせたすぐれもの。

心に響く古民家民泊物件との出会い


「ツシ二階」と呼ばれる低い二階の在地型町屋。

士農工商の身分制度があった時代、身分の一番低い商人が2階から武士を見下ろすことが

許されなかった時代の建物。 やはり低い屋根にする、又はしなければならない理由があった

のですね!

いぶし瓦の「むくり屋根」(屋根の傾斜面が上方に凸状に湾曲している屋根)、鬼瓦や煙だし

白い漆喰壁に「むしこ窓」(京町屋特有の低い二階にある塗り壁の宿)、細い格子が特徴。

心に響く古民家民泊物件との出会い

受付は四か国語から選択してズームで呼び出し、注意事項を確認。

あらかじめ本人に通知されている暗唱番号を打ち込み、中に入る。

中に入ってドアを閉めればロックがかかり、外からも中からもドアは開かない。

心に響く古民家民泊物件との出会い

出る時は上の画像のように手をかざせばドアは開きます。お部屋に入る玄関ドアも同様です。

セキュリティーは万全。

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部屋は左右92㎡と85㎡の二間。左側の小さい部屋に入りました。

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古いハリ、柱、扉の一部は残しつつ、無垢の木をふんだんに使用した清潔感のあるお部屋。

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心に響く古民家民泊物件との出会い

リビング、寝室、脱衣所、トイレの床暖房は勿論、浴室内24時間換気、泡の出るトイレ。

浴槽は2人が入れる陶器のお風呂。

心に響く古民家民泊物件との出会い

照明器具を上手に使って演出した寝室。

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程よいスペースの手入れの行き届いたお庭。思わず下駄を履いて見に行きました。

心に響く古民家民泊物件との出会い
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最後には「ツシ二階」。みんなで過ごすことから離れたい時に過ごせる良い空間。

心に響く古民家民泊物件との出会い

現代風のホテルでは体験できない日本の古来の建築の良さに触れることができた時を過ごせ

たかな?と感じた次第です。

今年は土地・建物の持っている良さをお客様にお伝えすることは勿論、物件の提案、リフォーム

の提案を必要とされた時には個人的に良いと思われる実例をお客様にお伝えできる様、自分自身

をブラシュアップできる年にしたいと思います。

できれば「もの」の提供のみならず「コト」の提供ができるよう目指したいと思います。

お客様とのひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと思います。







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